2005年10月29日

風化









門司裏にある採石場から砂利を運搬船に積む施設が風化していてちょっとフォトジェニック。この地域はこんな施設がたくさんあります。こういったテクスチャを克明に撮るという作業は写真ならではのもので、ハリアナ写真とは対極にあります。画家にもこういった超写実をやる人がおられますけれど、私は写真でやれるものをなぜ絵画でやらなければならないのかと疑問を持っています。しかしながら今でも売れる絵は印象派と写実で、次がコンセプチュアル。「シュールレアリズムは死んだ」のだそうです。しかし、わたしはシューレアルが面白いので困ったものです。(笑)
posted by みお at 03:31| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月20日

ブロニカカメラの終焉

http://www.tamron.co.jp/news/release/051020_bronica.html
デジタルカメラの普及に圧されて中判カメラが売れなくなったのが原因だそうです。中判デジタルの動きもなかったので心配していたのですが、これはかなりショッキングな出来事です。

私自身はブロニカに高校生のころあこがれたことがありますが、写真家を志したときハッセルを購入しました。現在3台のハッセルが現役です。なぜハッセルかというと自分の写真の出来に言い訳をしないため。モノクロームでの階調表現にハッセルの方が適していると思ったこと。などの理由がありますが、ブロニカで撮られた写真を見るとき、シャープ感ではハッセルをしのぐことがあると思ったことも事実です。

ブロニカカメラは1956年にスタート。ハッセルに追いつけ追い越せと頑張ってきました。66のみならず645や67にも手を広げ、まじめなスタンスで商品を開発してきたメーカーだと評価しています。しかし、ひとつの時代の終焉を感じさせます。銀塩はもつのだろうか?という不安も同時にかき立てられてしまいますね。
posted by みお at 22:20| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 銀塩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月13日

『宙(SORA)』

九州電力(株)から出版されています「女性のためのエネルギーマガジン『宙(SORA)』(2005.9 vol.5)にスロー・フォトの代表者とその作品、愛用のハリアナカメラ等の記事がでております。
って、ひとごとみたいですが、私であります(笑)。

http://www1.kyuden.co.jp/company_booklet_sora_05
ここで記事をご覧いただけますが、私のMacでは表示されません(涙)。
針穴写真の原理やなぜハリアナなのかといったことも少し書かれています(要約するのが大変だったと思います)ので、九州方面の方は実物をご覧になっていただければと思います。

載っている作品は以前にもここでご紹介した次のものです。

a forest
posted by みお at 23:43| 福岡 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 針穴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

改めて銀塩赤外線を眺めてみると

a tree - infrared work -

 これは1999年の個展「Inscape」で発表した赤外線作品です。私のフォーラムの常連の方には見覚えがあるかと思います。コニカの赤外線フィルムをフジのGA645に詰めて撮ったものです。ピントはオートフォーカスですが、赤外線は後ろにピントが来ますので手前の草でピントをとっています。普通に仕上げて階調を出しても良いのですが、イルフォードのマット印画紙に4号相当で硬めにプリント。銅版画エッチングのようなタッチの絵になりました。細部をルーペでチェックするとやはりフィルムってすごいなと思います。デジタルに比べるとヒット率が低いのですけれどもフィルムでなければ表現できない世界があるというのも事実なのだろうと思います。
posted by みお at 20:25| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀塩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

考える猫

The thinker :)

 フリッカーに登録するときに「考える猫」とはa thinking catかなと思ったのですが、ロダンの考える人の原語はThe thinkerなのですね。ま、どうでもよいですけれど。フリッカーでは「is this "the thinker" or the "sleeper standing upper"」というコメントがついちゃいましたけれど、そうかもしれませんね。(笑)

 ところでこの猫、首輪をしていますが門司港のコンテナ置き場で寝ているところを撮り始めたのですが、人慣れしていて近づいてきて、考え込んだ顔をしたのでした。しかし毛並みの状態や痩せているところを見ると捨てられたらしいです。どうすることもできず、おいて帰りましたが、やっぱり気になりますね。
posted by みお at 07:14| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月07日

秋色写真

In my autumn


 今度の「カメラ日和」では、ここにコメントをくださったこともあるしきはんさんが載っているそうです。とっても可愛らしい方のどこにあのパワーが入っているのかと思えるほど力をつけてきた針穴作家です。私も負けずにと思ってはいますが、歳のせいか、なかなか。。。(笑)

 カメラ日和はジジ臭い今までのカメラ雑誌のイメージを脱して女性にも写真を楽しんでいただこうというコンセプトの雑誌だと(勝手に)認識しております。しかし、あくまでも「カメラ」の雑誌であって「写真表現」を考える雑誌ではありません。そういう記事がまったくないわけではないのですけれど、私たちは「写真表現」について論証と検証することが苦手な国民なのでしょうか?ですからカメラ雑誌はたくさんあるのに写真表現雑誌は本当に少ないですね。アートとしての写真を考えるためにはカメラのことや技術のことよりも大切なバックボーンが必要になってきます。それは美学について日本の写真学校があまり教えていないという事情もあるでしょう。

 上の写真は何年か前に年賀状として使ったカットです。少しトーンを落としましたが、元画像から彩度を極端に低くしてハイキーに仕上げたものです。昔のコンシューマデジタルですので、画質はたいしたことはありません。これがアートとしてどうこうというレベルでもありませんけれど。秋は紅葉写真家が増えるのですが、真っ赤なモミジばかりではつまらないでしょという意味を含めて撮ってみました。下の落葉は誰も踏みつけていないのでふわふわです。今年は台風がひどかったので撮れないでしょう。
posted by みお at 03:13| 福岡 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月05日

海岸ものです

A tide pool


カテゴリを銀塩やデジタルにわけていますが、最近これは不自然な分け方のような気がしてきました。デジタルが銀塩に追いついたとかそういう議論ではなくて、何を撮るか何を表現するかということと映像の入力装置の話は別問題。しかし内容別にカテゴリをわけるというのは結構めんどうな作業になってくるのも確かで。。。
posted by みお at 07:11| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月04日

赤外線にこだわるもうひとつのわけ

051001kawatana-001015.jpg


 これは失礼ながらお世辞にも美しいとは言えない私の足です(笑)。私は赤外線カメラをこしらえたとき必ず人体実験をします。人の皮膚の感じがとても美しく見える。透明感のある描写をするという赤外線の特性を試すわけです。これはベースになるカメラの特性と使用したIRフィルタの特性によって変化しますので、テストしないわけにはいかないのです。そして光源によっては、色白でやせた女性の血管が克明に写ってしまうこともあります。しかし、このソフトで透明感のある描写を利用して女性を撮りたいと思っています。念のために申し添えておきますが、私はモノクロでポートレートやnudeを撮ったときプリントの段階でソフトフォーカス処理を施しています。これによって肌がなめらかに見えるからなのですが、デジタルでも同様の処理をしています。つまり上の赤外線作例もデジタル暗室でさらにソフト処理が加えられています。
posted by みお at 21:56| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月03日

赤外線にこだわるわけ

irtest-008964.jpg
クリックすると大きくなります。

ノーマルカラー(左上)      |モノクロ赤外線風レタッチ(右上)
-----------------------------------------------------------------------
モノクロ赤フィルタレタッチ(左下)|赤外線(右下)

下のアーティクルで「ちょっと日本の海岸風景には見えない感じがしますね。」とのコメントがあったので、ちょっとだけ比較画像を。

元が本州の海とは思えないほど透明感のある海岸です。モノクロレタッチしても赤外線もどきもホンモノにはほど遠いです。これはこれでつかえる絵だと思いますけれど、赤外線になるとスケール感が違って見えますね。もちろんアングルや画角が違いますけれど撮影した日時はほとんど同じなので参考にはなるかと思います。これだから赤外線はやめられない。人間やめますか?赤外線やめますか?(笑)
posted by みお at 22:17| 福岡 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | デジタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月02日

Digital Infraredから

At the shore

At the shore

At the shore

 常連の方には毎度おなじみの山口県日本海側の海岸です。豊浦方面は海岸が奇麗なので九州からも海水浴客が多いのですが、海水浴場は駐車場が有料だったり、あるいは管理されすぎていたりするので岩場の方に行くことが多いです。自然のままの海岸で漂流ゴミが少ない場所はなかなかありません。岩場もたいてい釣り人がおられます。だんだん撮れる場所が減ってきています。遠出すれば良いのですけれど、時間がないのでほとんど日帰りコースです。
posted by みお at 12:02| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | デジタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月01日

第7回針穴写真塾のお知らせ

正式決定しました。

ange35051001kawatana-009044.jpg

2005年11月20日(日) 10時〜16時
会 場:門司生涯学習センター
〒801-0863門司区栄町3-7 (会場が門司港に変更になりましたのでご注意ください。JR門司港駅から徒歩10分)
TEL:093-332-0887
FAX:093-332-0398
mojishougaigakushu.gif
定 員: 約20名(事前にお申し込みください)
参加費用: 3,000円(材料費等の実費)
内容:トイカメラのHOLGAを改造して針穴カメラを作成(上の写真)し、撮影実習します。

主催:スロー・フォト
協賛:株式会社エー・パワー

詳細は「スロー・フォト」公式サイトをご覧ください。
posted by みお at 21:03| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 針穴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワークショップの準備中

a beach


スロー・フォトブログhttp://slowphoto1.exblog.jp/ でも予告していますが、秋の針穴ワークショップを予定しています。 今日あたり決定して公開する予定です。スロー・フォト公式サイト http://www.art-photo.com/wppd/index.htmlにも公開しますので、ご都合のつく皆さんのご参加をお待ちしております。
2005年11月20日(日) 10時〜16時
会 場:北九州市立生涯学習総合センター(旧小倉北中央公民館)
 〒803-0811 北九州市小倉北区大門一丁目6番43号
定 員: 約20名(事前にお申し込みください)
参加費用: 3,000円(材料費等の実費)
内容:トイカメラのHOLGAを改造して針穴カメラを作成し、撮影実習。

主催:スロー・フォト
協賛:株式会社エー・パワー


気がつけばもう7回目になります。うち半分はホルガを改造して針穴カメラを作るという内容でしたが、マットボードを切ってシャッターユニットを作るか、厚めのマニラボール(工作用紙)を使うか、あるいはプラスチック板や金属板を使うか、ちょっと検討中です。紙が厚いとカットが大変。マニラボールは耐久性に問題があります。シャッターユニットは事前にこしらえておかないと間に合わないので、結構大変な作業なんです。三脚穴はスタッフの一人がこしらえてくれることになりました。上の写真はワークショップとは直接関係がありません。念のため。
posted by みお at 01:17| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 針穴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。