2006年08月24日

Wynn Bullock

 Wynn Bullockのことは何度か書いてきました。オペラ歌手になりたかったのにヨーロッパのキャバレーのようなところで歌を歌って旅をしていたのが、次第に美術や写真に興味を持つようになって、写真家としてデビューしたときは50歳を超えていました。彼にとって写真家としての人生はセカンドステージだったと言っても差し支えないでしょう。

 私が彼の作品を初めて観たときは高校生でした。8x10の大型カメラで撮られた森のなかでうつぶせに寝そべっている少女の作品が印象的でした。彼の作品を実物で観たときは、私は既に写真家になっていました。プリントクオリティの素晴らしさに何度もため息をつき、モノクロ銀塩の奥の深さを思い知らされたものでした。

Wynn Bullock (Aperture Masters of Photography)Wynn Bullock (Aperture Masters of Photography)
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[タイトル] Wynn Bullock (Aperture Masters of Photography)
[著者] Wynn BullockDavid Fuess
[種類] ハードカバー
[発売日] 19..
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 彼の作品の素晴らしさは大判カメラを使って撮影されたものであることやプリントのクオリティだけにあるのではありません。その作品にはシュールレアリズムの思想が感じられるのです。それは「夢」の世界を写真で表現しているといっても良いでしょう。これらの作品を観たとき写真家になりたいと思いましたし、私は自分の作品に今でも彼のスタイルの影響を受けています。森のなかでnudesを撮りたいと思ったきっかけともなりました。もっとも、海外の写真家たちからはウエストンが森に入ったようだと言われることもあります。私にとってWynn Bullockはリファレンスなんです。お薦めしたい写真集として紹介いたしました。
posted by みお at 01:16| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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