2005年07月22日

モノクロ印画紙が消え行くなかで

DSC_5201.jpg


さっさとモノクロをやめてしまうとか、デジプリに移行するとか、フィルムカメラを処分するとか、いろいろな方がおられるようです。それぞれの考え方に異議を唱えるつもりはありませんが、長くモノクロームをやってきた者としては、やめるにやめられない状況です。フィルムがなくなったときの方が印画紙がなくなることよりも何倍も困ります。印画紙は自分でも作れるし、実際作っている人もいます。大手のアグファやイルフォード、コダックは消えてもケントメアやフォルテやベルゲールなどの小規模感材メーカーは残るのではないかと甘い(能天気?)期待をもちつつフィルム撮影を続けております。小規模メーカーは今までも大手の影で我慢してきたし、また逆に彼らを支持する愛好者も多いわけです。デジタルの普及による影響を大手ほどには受けにくいかなという希望的観測にとどまるわけですけれど、こればかりは時が経ってみなければわかりません。ただLPを再生する道具が今でも手に入るのは、それを支持する人が存在しているからなので、そこに期待を託したいと思います。

上の写真は、困ったことにデジタルです(笑)。デジタルの比重が高まっているのは確かなんです。エプソンのK3プリンターもとっくに届いたけれど、まだ納得できないでいます。
posted by みお at 23:50| 福岡 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 銀塩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
勝手に外堀が埋まっていく感じですね。それも,予想外の早さで。
 コニミノも,αSweet DigitalでKissDNやD50の追撃態勢がようやく整ったようです。本来は,疾走するデジタルとは別に銀塩世界は存続して欲しいものなのですが。
Posted by complex_cat at 2005年07月23日 20:16
一般のユーザーにとっては、この数年のコンシューマ機の中途半端な画質に失望していただけに、一気にデジイチに走った感じがあります。

デジタルへの移行はもっとゆっくりと進めても何も問題はなかったはずなのに競争原理(見えない市場のフリーハンド)で、無理して走り続けたメーカーとユーザー。そのしわ寄せが印画紙に反映されてしまったということなのかもしれません。中判デジバックやデジイチは、まだまだ未完成なのだと考えますが、10万円を切るCDプレーヤーが登場してそれが3万円クラスまで広がったときのスピードとその後の普及状況にも似た状況でしょう。
Posted by みお at 2005年07月23日 21:16
はじめまして。モノクロプリントはやめれないですよね、、、だって何よりも楽しいですから。モニターでマウスとか使ってクリクリって焼き込むとかイマイチ興奮しません。(笑)初めて素晴らしいプリントを印画紙で見て、体を使ってプリントをしてしまった私にとってデジタルに完全移行は難しいです。まあどちらが良い悪いは無いと思いますが、、、思いっきりハイコントラストで飛ばしまくりたい時はデジタルも面白いというのが最近の私のデジタルプリントの感想です。
Posted by yasu at 2005年07月26日 10:46
yasuさん、はじめまして。
デジタル一眼はそれなりに良く撮れてはいるのですが、銀塩のような感動がありません。インクジェットも手抜き暗室に比べればマシなのですが、ため息が出るほどのすごいプリントではありません。ある写真評論家がデジタル写真をフォトグラフィではなくてデジグラフィだといいました。その意味するところについて詳しく伺えなかったのですが、銀塩プロセスと異質だという気がしています。そして何かが足りないと感じてもいます。あっさりと奇麗にまとまってしまう絵って、なんだか変ですよね。
Posted by みお at 2005年07月26日 23:06
あっさりと奇麗にまとまってしまう絵って、なんだか変ですよね。>>非常に共感致します。動き出しそうな映像的な部分もひっかかります。
Posted by yasu at 2005年07月27日 04:45
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