2006年11月05日

久々にZeiss MP60/2.8を使って

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どちらもクリックで大きくなります。


 シャッターチャンスを優先したいとき、AFレンズを使用することが多くなりますが、久しぶりにEOS 5Dにマクロプラナーをつけて撮影してみました。F5.6ではピントが浅めですが、この質感はツァイスだと思わせるものだと思います。被写体は、フィアンセの愛犬「ルイタン」なのですが、海に首まで浸かって上がってきたところをユカリンに抱いてもらって撮影しました。ちゃんとポートレートになっているでしょ。
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2006年09月19日

これはもうライカ判ではないM8

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ライカ、“デジタルM”を発表


 留守をしている間にライカのMデジタルが発表されました。ライカの動きは今後の写真業界に大きな影響を与えると思われるので、デジタル対応レンズの発売や改造情報等にも注目しておりました。賛否が大きく分かれる内容のMデジタルが発表されたと言って差し支えないでしょう。

 ライカと言えばムービー用フィルムを使用して135というフォーマットを開発し普及させたメーカーです。つまりパトローネに入った35ミリフィルムはライカ判とも呼ばれ、写真の普及に貢献したことは間違いないでしょう。しかし、M8の画面サイズは、ライカ判より小さいので、ライツ自身によるライカ判の終焉を宣言したものとも受け取れます。もちろん、現段階ではフルサイズは難しかった、つまり過渡期のフォーマットとしてライカがデジタル時代に乗り遅れないために製品化したとも考えることもできないわけではありませんが、どうなのでしょう。

 私はMデジタルはM−D1のようなネーミングで登場するのだろうと想像しておりました。というのもM8では今まで培ってきた銀塩システムを放棄することに等しいとも受け取られかねないからです。私たちにもうフィルムカメラを開発しないと言っているような印象を与えてしまうでしょう。

 巻き上げレバーのないライカ。シャッターが機械式ではないということで、耐久性などのライカの特徴や撮影のリズム感などは味わえないということでしょう。

 デジタル時代のライカレンズ。ライカレンズにはクセ玉が大変多いのですが、それを味として楽しむことができたのはフィルムだったからだという意見があります。実際デジタルでは解像情報をもとに画像処理エンジンで画像を作り上げるため「味」の要素はスポイルされてしまいやすいのですが、古いライカレンズがどんな「味」を見せるかは未知数ですね。
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2006年08月24日

デジイチ競争の時代

7月はαの登場でキヤノンとニコンのシェアは大きく減少したそうです。αはゴミ対策とてぶれ補正でエントリーモデル中突出していますので、これからも頑張って欲しいところ。ニコンはD80のファインダー倍率で他の入門機と差をつけようとしていますが、ファインダーは一眼レフの命とも言えるだけに善戦するでしょう。

キヤノン、センサーのゴミ対策を施したエントリー向けデジタル一眼
「EOS Kiss Digital X」〜有効1,010万画素CMOSと2.5型液晶を搭載
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/08/24/4464.html

キヤノンが黙って観ているわけがないと思ったら、案の定、ライバルの動きを見て新モデル投入。ゴミ対策をしたこととCFを採用していることを評価します。

どれを買っても大はずれしないと思いますけれど、私は当面静観します。しばらく、あっちの方で物入りなもので(笑)。キヤノンさんはもう一台フルサイズ機(7D ?)を投入しそうな気配がありますし、陳腐化が早い世界でもありますし。

私が気になっているのは
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2006/08/24/4456.html
の方だったりします。なぜって、デジイチでは撮れないものがあるからで、携帯性と画質を考えたコンシューマながら、ファインダを捨てていないところにカメラメーカーの心意気を評価します。
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2006年08月11日

VarioSonnar 28-85 その3

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VarioSonnar 28-85 28mm F3.3開放(クリックで大きくなります)


 今日の作例は全てEOS 5Dで撮影しています。レンズのクセや欠点が出やすい開放絞りのカットを載せてみました。この作例は夕日を浴びた都市風景ですけれど空気感がよく出ていると思います。ただこのようなハイコントラストなケースの場合、ワイド側で偽色が出やすい傾向があります。

 昔は高くて手がなかったツァイスレンズも今では特定のものを除けば入手しやすくなっています。程度の良いものも今なら入手できるでしょう。この28-85はフィルタ径82mmの巨漢ですし、結構重いのですけれど、ゆっくりと写真を撮るにはいいなぁと見直しました。
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VarioSonnar 28-85 その2

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VarioSonnar 28-85 85mm F4開放(クリックで大きくなります)


 初めてツァイスを使ったとき、発色とテクスチャに驚いたことを思い出します。この立体感はツァイスのものだと思います。国産の便利なAFズームも悪くないのですけれどものっぺりとした印象を受けます。デジタルだからということではないのでしょう。開放で四隅に減光と甘さが出るのが残念ですが、一段絞れば解消されます。

 この直進式ズームは、伸ばすとワイドになります。40-80より後で設計されたためかシャープさではこちらが上かと思いますが、開放付近のツァイスらしさは40-80の方が上かもしれません。後に発売された28-70は、軽量化とコスト削減を狙ったため、シャープさでは損をしていますが、マクロがついているのが便利です。28-85は最短撮影距離が60cmなのが惜しいです。マクロがついて高性能なズームが欲しい人は巨大な35-135を探していただくと良いと思います。ツァイスが実用的なサイズや重さを考えないで設計したとしか思えないレンズですが、そういう頑固さが私は好きだったりします。

 ところでAFが一般的になるにつれて、ズームレンズの多くはズームではなくなりました。どういうことかというと画角の変更によって焦点が移動しないのがズームレンズで、焦点が移動するレンズはバリフォーカルレンズだからです。被写界深度の浅い望遠側でピントをあわせてワイド側で撮るという技が使えるわけです。
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VarioSonnar 28-85

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VarioSonnar 28-85 85mm F4開放(クリックで大きくなります)


 昔、コンタックスを使っていた頃、ズームレンズはあまり使いませんでした。理由はバカでかくて暗いことと画質を問題にするなら単焦点が有利だったからです。二つのボディにそれぞれ中望遠かマクロとワイドを着けておけば、とっさの状況にも対応できますから。

 デジタル一眼レフでは、ホコリの心配があるためズームがメインになりました。EF28-70 2.8Lもそこそこ写りますし、タムロンの28-75 F2.8も開放を除けば純正の2.8Lと比べても良い勝負をします。だからこれらの定番レンズを使っていれば間違いはないといえるのですけれども、久しぶりにでかくて重いレンズを引っ張りだしてみました。

 ツァイスレンズはひと味違う描写をしますね。EOS 5Dのファインダーではピントが少々危ういのですが、動かないものをゆっくり撮るときはなんとかなるものです。板やトタンのテクスチャが何とも言えないだけでなく、ハッとさせるものがあります。デジイチ用の常用レンズとしてよいだろうと思います。
posted by みお at 22:02| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニコンD80

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EOS 5D


 既にご承知でしょうが、ニコンから入門クラスの10MPデジイチD80が発表されています。CCDはD200のものではなくてソニーαと同じものと言われています。ソニーαもファインダーがしょぼいことや質感が物足りないことを除けば、かなり良い仕上がりになっているようで、実機を触った感触も悪くありません。いまだキヤノンを遅れて追いかけているという図式はありますが、かなり善戦していると思います。もっともキヤノンも次のKissで頑張るだろうと想像します。

 デジイチに多くの機能を求めない私としては、D80がSDを採用したことが不満です。10MPになると大容量のメディアが欲しくなります。5Dを使い始めて、4MのCFが4枚に増えました。このあたり、コンデジからの移行組を考えたのか、サイズを小さくすることを優先したのか?応援はするけれど買わないだろうなぁ。
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2006年07月06日

μ720SWの続き

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少ししかテストしていないので、客観的なことは言えないのですが、当たればそこそこの画質になることもあります。上の作例は曇り空のもとでの撮影。画質を問題にするならISO=64に固定、SHQで保存。シャドーも粘ってはいますが、レンジ不足感は否めない。ポケットデジタルはこんなものなのでしょう。


ファインダーのないコンデジを使うのは初めてで、お天気でないとぶれ易いものだと思いました。キヤノンのコンデジは光学ファインダーを捨てていないのですが、他のメーカーはあっさりと切り捨ててしまっています。モニターで低速シャッターをぶれないように切ることは至難の業だと思うけれど、それがコンデジのスタンダードスタイルになってしまったために各社は手ぶれ補正機能を設けたり高感度対応をしたりしているけれど本末転倒ではないかという気がします。日本では不人気のパワーショットA620は海外ではかなり売れているそうですが、正当なコンデジの進化形だと私は思います。フジの新しいコンデジも画質はそこそこ良いのですけれどもね、ファインダーがないのが惜しまれます。
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2006年07月03日

μ720sw

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毎週ロケモードで多忙になっております。ロケの合間のスナップ撮影や普段着カメラとしてポケットに入ることといざというときの防水性を考えてオリンパスさんのμ720swを購入してみました。このクラス(1/2.33in)は100パーセント表示でみると解像感が足りなくて、昔の2020や3040クラスに比べて物足りなさを感じますが、操作性や発色などは改善されています。割り切れば使えるけれど、画素数競争は限界を過ぎたと言えそうです。カシオの10MPが登場したので、しばらくは限界を超えた製品が出るでしょうけれども。

上の作例は-0.7で撮ってリサイズのみのものです。
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2006年06月07日

久しぶりに

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angeniuex 28/2.8


この海岸に行こうと思っている。昨年春に偶然見つけた海岸で道路地図にも載っていないため、土地の人くらいしか訪れない。透明な海と岩肌がとても美しかった。今度はスタッフも随行するが、どんな作品が撮れるか?

アンジェニューの発色は当たると素晴らしい。「当たる」かどうかは、現場の自然の彩度と色温度で決まるような気がする。
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2006年05月25日

古いレンズなのですが、

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 ペンタックスのAuto Takumar 55mm F2という半世紀も昔の標準レンズです。以前にもここで紹介したことがありますけれど、なかなかいい味を見せてくれます。もちろん現行の標準レンズの方がヌケやシャドーの発色も良いのですけれど、このウエットな感じが出るかというと、ニュアンスの違う表現になるでしょう。

 被写体を見せることが写真の目的だと考えることは、ごく自然な発想だと思います。しかし、気持ちを伝えることも写真の目的だという人もおられるかもしれません。克明に描写するだけが表現じゃないとは、アメリカのあるトイカメラ作家の言葉ですが、針穴やホルガに通じる考え方だろうと思います。

 私は、ホルガを体験したことがきっかけで、良い写真の意味を考え直すことになりました。たまにホルガを使ってみるとやはり楽しい。写真の原点はここにある。なんて大げさなことを言いたくなってしまいます。

 写真表現は、理屈で追い込んで行く作業と感性で磨いて行く作業とがかかわっているのでしょう。それらのとりとめのない断片(フレーズ)を採譜して行くとひとつの音楽が完成する。私はこの作業がとても好きなんだなぁと思っております。
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2006年05月23日

アンジェニュー

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 このブログにはなぜかアンジェニューで検索されてお見えになる方がたくさんおられます。アンジェニューと言ってもいろいろなレンズがありますけれどもオークションでの相場もよろしいですね。

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 アンジェニューにもピンからキリまでありまして、例えばレチネッテに採用されているテッサータイプとかライカL用に設計されたものとか。上のコダックの69判用に設計された100mmとか。ズームとか。ズームも最終期のAFレンズは日本のレンズメーカーのOEMらしいとか。色が黄色に寄るものとか。どれも個性がありすぎてひとまとめにアンジェニューを語ることは難しいです。あんまり期待しすぎるとがっかりすることにもなりそうです。とくに開放でじゃじゃ馬描写のレンズが結構あります。使いこなすのが意外と難しいのですが、当たると素晴らしいこともあり、私にとっては楽しい玩具なんです。
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2006年04月25日

R Summicron 50/2

ここのところズミクロンのことを続けて書きました。レンズの描写性能の優劣といったことは写真を撮る上でとても大切なことのひとつではあるけれど、しかし全てではありません。レンズグルメとかカメラコレクションは嫌いじゃないけれど、でも「作品」を撮らないのでは意味がないでしょう。作品を撮る道具として、作家がどんなふうに機材を選んでいるのか、といった意味で参考になればと思って、初心者向けのことを書いているのですけれどもね。

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R Summicron 50/2

で、Rズミクロンはデジタルに向いたレンズだなぁと思っています。シャープさでは最新のMズミクロンの方が上かもしれないけれど。また上の作例のように開放絞りでは周辺光量落ちが目立つことを含めて、好きなレンズのひとつです。

追伸:
カテゴリをリニューアルしました。デジタルだ、銀塩だ、クラシックだといった分類の仕方は、私の中ではどうでもよい(大切なことではあるのだけれど、もっと大切なことがあるという意味です)ことで、分類を加えました。気まぐれな更新なので、どうなるかわかりませんけれどもね。
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2004年11月27日

門司港駅にて



 門司港駅は重要文化財に指定された建築物で、旧国鉄時代は鹿児島本線始発駅でした。九州の鉄道はここから始まりました。その駅舎が昔の雰囲気を残したまま使われていて、私にとっても懐かしさを感じます。続きを読む
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2004年10月24日

CONTAXはどうなるのだろう

CONTAXはネットオークションでも叩き売り状態です。Nシリーズもデジタルへの方向を誤ったのか、京セラさんがやる気を見せてくれないので消えてしまうのではないか、と私たちを心配させてしまいます。ヤシカさんがRTSを出したときは、私はまだ学生でニコンより高くて手が出せなかったのですが、中古でもCONTAX用レンズは安くありませんでした。


DISTANON35_28

Distagon 35mm/f2.8 f2.8 1/60 Canon D60


80年代やっとZeissレンズを使い始めるようになり、質感描写や発色に驚いたものですが、この廉価版レンズも安定した性能を見せてくれました。国内メーカーの多くのレンズは安いものは描写が劣るといった傾向がありますが、カメラメーカーの製品でもローコストレンズにはレンズメーカーのOEMが当たり前になりました。OEMが悪いとは思わないのですが、もっぱらコストダウンが優先されていて情けない描写の製品が少なくありません。キヤノンは赤帯しか買うなとかニコンも安物は買うなとか、Zeissレンズを使ってきたものにとっては納得できないものがあります。

しかしContaxシリーズの行方が見えないだけにこれを処分してしまう状況は当分続くのでしょう。個人的にはAXデジタルを希望しますが、それができないのなら思い切ってフランジバックを長くとったNデジタルの完成度をキヤノンが悔しがるくらいに上げて欲しいものです。そうでなければコンタックスは終わってしまいます。
posted by みお at 06:28| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | 機材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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