2006年06月07日

ホルガ

at the seaside
1999年、作品「Sifonietta」より

ホルガと長い間付き合ってきたのですが、昔と違ってホルガニストも増えていますね。ホルガ系のサイト/ブログを改めて覗いてみると、自由な発想の作品が多いなと思いました。被写体を見せることから一歩進んで自分なりの味付けをしてみるというのでしょうか。久しぶりにホルガ君と遊んでみようと思いました。

秋の針穴写真展「スロー・フォト」の作品も撮らないといけないのだけれど。
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2005年09月03日

MIK JUNON 37-75mm F3.3

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MIK JUNON 37-75mm F3.3

 ひょんなことで手に入れた面白いズームレンズ。口径は82mmくらいあり、M42マウント(よく見るとTマウントアダプタがついている)。状態はわりあい奇麗だけれど、これだけばかでかくてチープな感覚のレンズは珍しいと思います。検索でも引っかからないし、ナンジャラホイ!撮ってみたら周辺部で像が流れています。絞れば改善されますが、優秀なレンズと比較するレベルではありません。もちろんセンターはソコソコの画質が出ていて立派です。70年代の終わり頃にどこかのチープなズームレンズメーカーがこしらえたのでしょう。そうそう最短撮影距離が3.5m。センチメートルではなくてメートルです。となると撮るべき被写体が限られてきて、人を撮ったりできないわけです。もっと画質が崩れれば楽しめるかな?と思ったりしています。

次はオマケです。
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毛虫に近づくのは、やっぱり勇気が必要です。
posted by みお at 22:52| 福岡 ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月20日

ホルガ君の名誉のために。



 ホルガ君も使い方によっては、とっても良く写ります。北九州市立美術館の内部をちょいと撮ったものですが、糸巻き収差が見えるものの柔らかな光とコントラストでしょ。周辺の崩れが目立たない被写体を選ぶとホルガとは気づかれないものです。このカットは美術館で開かれた写真展のポストーカードになりました。でもホルガ作品と気づいた人はいたかどうか。

 プリントの色は調色ではなくてスターリン(英国)のセミマット印画紙の色合いです。とても好きな印画紙だったのですが、今はフリースタイルも取り扱っていないので入手方法が分かりません。会社自体がなくなったのかもしれませんが。。。
posted by みお at 21:58| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

忍法!ホルガピント外しの術

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 忍法っていうほどではないかもしれないのですが、ホルガのピントをあわせることを失念して撮ってしまったことが何度かあります。何も考えることがないとまではいわないまでも余計なことを考えても無駄なホルガ君なので、ピントのことさえも忘れてしまったのですが、意外といいもんでしょ。何となく針穴っぽいところが気に入っています。この話をあるアメリカ人にしたら、彼はNikonなんかでもわざとピント外しをやって遊んでいるとか。世の中には自由な発想をできる人がいるものです。

 作例は北九州市立美術館の敷地内のオブジェ。日本でホルガ作品が展示された最初の美術館はここかもしれません。発表した本人が書いているのですから98.12%くらい正しいと思います。(笑)
posted by みお at 02:49| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月06日

ボックスカメラで遊んでみる

in a ruins -An amusement park-


 ボックスカメラというものがあります。長方形の箱にレンズをつけただけというもので、フィルムは120フィルムを使うものや620のものなど。1900年頃から存在していると思いますが、わたしが集めた一番古いボックスカメラはボール紙製。その後ブリキやベークライトのモデルが登場。フォーマットは6x9のものが多いのですが、6x6や6x4.5もあります。

 ピントは固定焦点がほとんどで【写ルンです】と同じですね。ツァイスのボックステンゴールは、近距離のときに1枚レンズが増える構造になっているのですが、ほとんどのモデルは1枚玉。シャッターは1/100とBのモデルが多いです。Bが使えると少々暗いところでも撮れるわけで、箱ですから三脚がないときは地面に置いて撮ることもできます。レリーズケーブルを接続することができるモデルが多いですし、ファインダーはアングルファインダー。

 この作品は、廃墟になった遊園地の恐竜を撮ったものですが、6x9判だけあって、かなり画質は良いです。センターだけ比較するとホルガの方が優秀なんですが、周辺の乱れが少ないので使いやすいカメラです。

 ファインダーがあるのでレンズが曇って使えなくなっている個体は、レンズを外して針穴カメラとして使うという楽しみもあります。1950年代まで欧米では大ヒットしたカメラですので、eBayあたりでとても安く手に入ります。ホルガも良いのですが、こういったボックスカメラもかなり楽しめます。

フリッカーでは、ボックスカメラのグループがありますので、お時間がありましたらご覧ください。
posted by みお at 23:10| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月13日

廃墟の遊園地より

in a ruins -An amusement park-

HOLGA 120S


 フォーラムの常連の方は既に何度もご覧いただいている絵です。北九州の平尾台はカルスト台地ということで地理の教科書にも載っている観光地ですが、丸和ランドという遊園地がありました。そこが廃墟になっていたので、ホルガニストをつれて何度も撮影に行きました。第一回針穴写真塾の撮影実習にもここを選びました。今は、完全に壊されて市が運営する観光施設ができましたので、ここに行くことはなくなりました。改めてスキャンしてみましたが、ホルガのセンターの画質はかなり優秀です。
posted by みお at 19:44| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月14日

日の出(HOLGA)


HOLGA120S, KODAK T400CN, FORTE MG SEMIMATTE '99


秋から冬の湯布院は朝もやが街を包み込む。金鱗湖に朝日が映り込んで幻想的な世界を見せてくれた。

初期のホルガ作品から....

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posted by みお at 21:32| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(1) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月20日

LOMO LC-Aって その3

公園の赤いベンチ。台風の後、銀杏の実が落ちていた。




「故障中です。お金は入れないで下さい」。




「愛のイス」

posted by みお at 23:48| 福岡 | Comment(4) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

LOMO LC-Aって その2

 下に書いたことは、ロモグラフィの本質は写真表現の多様性を発見することだと思うからで、ロモグラフィを追求しておられる方にもっといろいろな実験をしていただいて可能性を発見していただきたいと思うからなんです。決して批判しようなどとおこがましいことは考えておりません。



 これなんかは後ろボケや周辺部が面白く崩れていますし、これをやろうと思ったらM42マウントのメイヤーなんかを使って撮らなければなりません。一眼レフはいつでもどこでも携帯するって分けにはいかないので、コンパクトカメラのメリットは捨てがたいですね。ロモを出発点としてアートフォトがもっと大きなムーブメントになればいいなぁ、なんてことを考えています。
posted by みお at 17:31| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

LOMO LC-Aって

 この作例では、周辺減光を除けば、普通によく写っています。



 奥行きのある被写体では渦状にボケが崩れることがあるけれどそれを除けばロモって意外とまともなカメラです。ただ発色は暖色に寄っているので、アグファウルトラを使ったりすると強烈な印象になります。そのあたりがロモの楽しさでしょうか。あとバルブといえるスローシャッターは月夜でも撮れますし、フィルム感度の設定がマニュアルなのでクロス現像や増減感も自由というメリットもあります。そういった自由さが作画の可能性を広げているわけですけれど、ロモでなければならない理由はなんでしょう。

 これはホルガでも感じていることなのですけれど、ホルガのブロークンな描写は素晴らしいとしても必ずしもホルガでなくてもよいのではないかと思えるのですね。もちろん私はホルガをトイカメラ入門、あるいはピクトリアル(絵画主義的)フォトグラフィ入門としてずいぶん勧めてきました。古いトイカメラやトイに近いチープカメラは、当たり外れがかなりあるし、ダイアナなんかだと1万円前後(eBay)で安くないのでまずはホルガをお勧めしています。

 念のために申し上げておきますが、私はLOMOブームやHOLGAブームについてはかなりよいことだと思っています。これらのブームによって事実を忠実かつ克明に記録するだけでなくて、より心象風景として作品を撮ろうとする人たちが増えてきたと思います。でもそれだけでなくて、もっといろいろなカメラで遊んでみたら、さらに楽しくなるんじゃない?と提案したいのです。
posted by みお at 16:02| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Halina Toy Camera by Hongkong

ちょっと気分転換にトイカメラ紹介でも....

ハリナ Halina 35xs 普通の35ミリフィルムを使用するカメラで絞りもシャッタースピードも自由に使えるところが、トイとしては本格派。50年代の香港製ブリキカメラ。
ハリナ135



Halina 6-4で、120フィルムを使用し6x6フォーマットと4x4フォーマットの写真が撮れる。ピントも絞りもシャッタースピードの切り替えもちゃんとついている。周辺の崩れ具合はホルガを上回る。
ハリナ64



どちらもeBayオークションでゲットしたのですが、30ドル程度で手に入ります。他にもHalinaの二眼レフやプラスチックカメラなどいつの間にか増えていました。
posted by みお at 10:41| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月01日

We Love Lomogratic

タイトルは、ロモグラフィをみんなで楽しもうよという提案です。私のような中判や大判のモノクロ作品をメインとしている者がロモについて語るのはおこがましいとは重々承知しているのですけれどもね。

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カラーで何か面白い作品が撮れないかという試みなんですけれど。私が今までに撮ってきた原風景みたいなものをロモグラフィとしてもやれるかもしれないと思ったりしています。

上の作例も一見普通の森を撮った写真に見えますけれど周辺は渦を巻いているでしょ。渦を巻けばロモグラフィってわけじゃないのは、ブレイクダンスがただむちゃくちゃな身体の動静ではないのと同じで、これを言い出すと写実主義の絵画と抽象画の関係、つまりむちゃくちゃなことをやるだけではそれはアートとして成立しないという難しいお話につながってくるわけです。ややこしくなるので、ここでは書きませんが、アートとして写真の方法論を考えたりまた制作することも写真家の仕事なのだろうと思っております。
posted by みお at 03:26| 福岡 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月26日

LOMO LC-A その3

LOMOグラフィの楽しさは、やはりデフォルメされた色合いにあるのだろうと思います。そして後ろボケがゴッホすることもある。トイカメラというには写り過ぎ。でもちゃんとしたカメラとは違うもの。そして誰もが手軽に楽しめるのがロモグラフィに違いありません。

lca3

私が撮るとなぜかシュールな絵になるなぁ(笑)

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しかしこれからロモグラフィはどこへ向かうのだろう。ロモグラファーの皆さんには、頑張って新しい表現世界を見せて欲しいと思います。一過的なブームにしてしまうのはもったいないムーブメントのひとつなのですから。
posted by みお at 20:16| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Halina 35 made in Hongkong ( Toy Camera )その2

先のハリナの作例では立体感のある描写と赤の鮮度が印象的でした。でもこの立体感は後ろのボケが渦を巻いていることと周辺減光がもたらしたもので、像面歪曲の多いレンズで見られる現象です。

halina3


上の方を見るとホルガ君もびっくりするくらいゴッホ君になります(笑)。


halina35_2


でも条件が整うと素晴らしい描写になることもあってびっくりさせられます。このようなひとクセあるカメラは表現の意図によって使いこなして行きたいもの。欠点を長所にすることだって可能なんです。少し熟練は必要になるけれど。
posted by みお at 01:14| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月25日

LOMO LC-A その2

LOMOはロシア/ソヴィエトのカメラメーカーです。カメラは国防上大切なものなので、国策としてソ連政府が会社を作ったのだそうです。私はロシアンカメラについて詳しくないのですが、LOMOはたくさんの種類のカメラを生産してきたようです。LC−Aは、コシナのコンパクトカメラのコピーだそうですが、ロシアンカメラにはコピーカメラが多いのも特徴でしょう。

LC−Aが好きになると他のLOMOも欲しくなるらしくSmena 8(スメハチ)やSmena 35(スメサンゴ)などが人気らしい。でもこちらは機械シャッターの完全マニュアル露出カメラでレンズも優秀。かなり普通に写ってしまいます。私も試してみたのですが、これならライカでいいやってことになってお蔵入りになってしまいました。

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この作例は西日が当たってオレンジ色に輝いている公衆雪隠を撮ったもの。全体に赤や黄色系の色合いが鮮やかに写るのがロモグラティックなのでしょう。手軽に心象風景が撮れてしまいます。
posted by みお at 19:27| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Halina 35 made in Hongkong ( Toy Camera )

1950年代に香港で作られたブリキカメラで135フィルムを使う。メッキが厚めでぴっかぴか。ハリナというカメラメーカーは英国にあり、今でもプラスチックのチープカメラを作っているが、当時は金属で贅沢に作られていた。テッサータイプと思われる50mm/f3.5のレンズ、絞りもシャッタースピードも省略がなくフルスペック。ないのは露出計と距離計だけだ。形はバルナック・ライカにそっくりなくせにチープ感が何ともたまらない。うきうきするカメラでもある。

Halina 35_1


描写性能は、しっかりトイカメラしていて、HOLGA君よりトイだといえる。また露出制御が自由になるのでプリントクオリティを追求するにはもってこいだといえる。

私はホルガでしばらく遊んだあと露出の自由度が高いトイもどきカメラを探すようになって、これはeBayのオークションでゲット。$30くらいだったと思う。

作例は縦位置で撮ったのですが、こちらの方が面白いと思う。
posted by みお at 00:21| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月24日

LOMO LC-Aが流行りだしたのは...

6年ほど前のことだと思います。日本にもロモ団体が誕生し、福岡にもLOMOのグループが誕生しました。ロモはブレやボケや傾斜など何でもアリの表現スタイルとして欧米でブームになっていました。日本でも多くのロモグラファーたちが誕生し、プリントをタイル状に貼って展示することも行われました。ブレやボケ写真は70年代に日本でも流行ったことがあるので私はこのブームを新しいムーブメントとは思えませんでした。でも、いろいろな表現が見直されて良いと思いますし、現代アートの世界でも70年代のスタイルの復興のような傾向があるわけで、「いいんじゃない」と思っていました。

LCA1


ご覧のとおり周辺光量が極端に落ちるのがLomo LC-Aの特徴で、この欠点ともされる特徴を逆に利用して主題をはっきりさせるという効果はあると思います。こういう単純な作例では効果的でしょ。現在建設中の北九州新空港にかかる橋を夕焼けの時間帯に撮ったものです。でも私が撮るとやっぱりLOMOっぽさが減っちゃうんです。
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2004年10月17日

HOLGA BY POLAROID

中国製のHOLGAというオールプラスチックのトイカメラがある。中判フィルムを使うことを除けばレンズ付きフィルムと同じと考えて良いカメラだけれど、光線漏れや著しい周辺光量落ちがある。

私は1999年春、アメリカの写真家たちがHOLGAで楽しんでいることを知ってアメリカから輸入した。そして翌年1月、このHOLGAでワークショップを企画。30名の生徒さんが集まり、北九州市の門司港レトロ地区にホルガを持った人たちがぞろぞろ。

HOLGA88

その後このHOLGAにポラロイドバックが登場したときは驚いた。クレージーな写り方をするカメラだからポラで確認できたら素晴らしいとは思っていたけれどそれが実現するとは思っていなかった。ポラロイド社がホルガを取り扱うことになったためにホルガの知名度は一気に上がることになった。
http://www.polaroid.co.jp/product/business/holga/holga_120.html
http://www.art-photo.com/toy/polga/index.html

トイカメラがもたらす描写は、いわゆる高画質ではないけれど、訴求力のある表現力を持っている。HOLGAワークショップの生徒さんの一人がウエディングドレスの花嫁を撮った作品を見せてくれたが素晴らしかった。
posted by みお at 14:48| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Toy(HOLGA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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